東京40s出産育児備忘録

東京都在住の40代。2020年10月に3人目の妊娠が判りました。

助産院 無痛分娩

2人目出産後、同じ轍を踏まないように回想。


長女が生後半年くらいに、都内の実家近くにある助産院のベビーマッサージ教室に参加してみた。


参加者は、私と娘、もう1組の母子の4名だった。


「どちらの病院で出産を?」


という質問に答えると同時に、無痛分娩での出産だったことを告げると、オーナーの助産師の方に一瞬の間が。


その一瞬の間の後は、無痛分娩のデメリットのお話を数分間。

「無痛分娩で分娩された女の子は、自分の出産の時に陣痛が感じられないこともある」というお話も。


そんなエビデンスあるんですか。

私は聞いたことが無かった。


少しの興味でベビーマッサージを習いに来ただけなのに、自分の出産を否定されて帰宅。

ちょっと鼻歌歌いながら道を歩いていたら頭に鳩フン落とされたような気分。


旦那に顛末を話すと、なぜそんな敵地のような場所に行ったのだと言われる。

確かに、そこの助産院は畳の上の布団で自然に任せて出産するスタイル。

無痛分娩なぞ真逆の考え方でしょう。信じられない不自然な分娩方法でしょう。


私は敵地に乗り込んだかもしれない。

でも、色々な考え方があるよね、出産のスタイルだって色々よね、という考え方でいいじゃないか。


他人の考え方を受けとめることが出来ず、否定する人。

この助産師のおかげで、自分も意識せず人の意見ややり方を否定している時があるなあと反省できた。

そして否定されたと感じたその人はどんな気持ちになるのか。


畳に敷いた布団の上での出産だってきっと素晴らしいに違いない。