東京40s出産育児備忘録

東京都在住の40代。2020年10月に3人目の妊娠が判りました。

東京都 認証保育所

東京都独自の基準をクリアした施設。

0〜5歳を対象とし定員数20〜120名のA型と、0〜2歳を対象とし定員数6〜29名のB型がある。


長女は生後7ヶ月から半年間、認証保育所B型に大変お世話になった。

入園して半年後、認可保育園1歳4月入園に通ったため退園となった。


長女は2月生まれで、認可保育園の0歳4月入園に申し込まなかった。

当時は文京区在住だったが通園可能区域に生後6週間からの園が無かったことと、私が申込みの時点で無職のため求職中の指数となり全然勝ち目が無さそうだったこと。

この2点と、初めての子どもだったため母乳を半年はきちんとあげたいな、という思いもあってのことだった。


そろそろ仕事をしたい、と思った出産から半年後の夏、都心で認可保育園への途中入園など不可能に近い現実を知る。保育園事情無知過ぎ。

認証保育所も認可保育園へ入園出来なかった子どもでいっぱいで年度途中の入園は難しい。

しかし9月にラッキーなことに入園でき、仕事も見つかり運が良かった。


認証保育所には保育料助成制度があり、家庭によっては認可保育園と同じくらいの料金で利用できる。

我が家も認可保育園に通った場合と同じくらいの料金だった。


料金は認可保育園と同等でも、サービス面は認証保育所の方が上だった。

長女が通った園は、

・洗濯の必要無し

・使用済みオムツの持ち帰り無し

・給食の使用食材は無添加、低農薬を心がけている

・夕食提供の希望も可能

・土曜日の預かりも希望可能


少人数なのでアットホームな雰囲気。園の方針で、保育者に「先生」の呼称を使わず「さん」で子どもも保護者も呼ばせて頂いていた。

マンション1階なので園庭は無く散歩や運動は近所の公園で行う。

園庭が無いのが気になる保護者はいるだろうなあ、とは思う。


私は半年間、感謝しかなく通園させて頂き、今でも土曜日に預けたい時にはお願いしている。

長女、数ヶ月振りに登園しても全く変わりのない様子で楽しく過ごしているとのことで本当にありがたい。


普段登園している認可保育園以外にも、頼りにできる預け先があるって心強いことだ。


同じく認証保育所を利用していた友人は職場が区立の認定こども園なのだが、職員室での園長の言葉に耳を疑ったことがあったそうだ。


「あの子、認証保育所⁇とかいう保育園からうちに転園してくるんでしょ?」


副園長との会話の中で、3歳児クラスに転園してくる子どもに対して放った何気ない一言が耳に入ってきた。

区立の認定こども園の園長が認証保育所について「得体の知れない施設」という思いがあるのが滲み出ていたこと、認証保育所についての知識がゼロってことに友人は信じられない思いを抱いたそうだ。


子どもを預かる施設、という同じ業界の他の施設について理解や知識が無い人間がトップに立ってる。


2人目の預け先、もしもこんな園長がトップにいる区立の施設に預けるならば、長女がお世話になった認証保育所にお世話になりたいと強く思った。