4/2から保育園児ふたりを家庭保育して早2ヶ月。
1歩も外出させていなかった。
5/30土曜日、久しぶりに長女と自転車で近所へ。
物凄いウキウキな長女。
そりゃそうだそりゃそうだ。
そんな日の夕飯時の夫婦の会話。
「ねえ私さ、この2ヶ月の家庭保育のおかげで
家事のやる気が出た」
(家で美味しいもん食べてやる‼︎という意地)
「あとさ、もうやるしかないからなのか、
子育ても前より苦痛じゃなくなった」
と言ったら旦那が。
「うん、ここ最近のあなた、お母さんになったよ」
…!
と、私としては思わぬ旦那の発言。
「なんか最近、感動してる」
と言われた。
でも自分でも最近思うのだ、今までは母親になりきれてなかったって。
コロナ騒動の前、1日の1/3は離れ離れに過ごして、
平日の日中の子育ては保育園の先生任せ。
この2ヶ月は、平日2日間は出勤、3日間は在宅勤務。
(旦那は毎日在宅勤務)
平日こんなに長い時間こどもと過ごしたことは、育休以来だった。
今までは、土日や連休にこども達とベッタリな時間が
死ぬほど苦痛だった。
本っっっ当に苦痛だったのだ。
面倒臭いなあ、ではなく顔をしかめるくらいの苦痛。
でもここ最近はむしろ楽しい。
なにこの変化は。
「2ヶ月こどもが家にずっといる」という、
コロナ騒動がなければ有り得なかった状況のおかげで、私はようやくようやく母親になれた。
母親になりきれていなかった私には荒療治が必要だったんだな。
「こどもを感染させたくない、絶対に守る」て、
4/2に自分に誓ったことはよく覚えてる。
その強い決意が母親やる気スイッチをONにしたのかも。
「私は母親になるんだ」て、
強く決意したことのなかった私。
母親になることから逃げていたんだ、て
気がつきました。
母親なのに母親になりたくなかったんだろうね。
逃げていた私が逃げ場がなくなった、コロナ騒動。
おかげで母親になることができた。
世界中に信じられない死者数と感染者数を出したコロナウィルス。
それは本当に悲しさと無念しかないんだけれども。
色々なことに気づかせてくれた。