子どもへのまなざし
著者 佐々木正美
初版 1998年7月10日
324ページ
長女、もうすぐ1歳10ヶ月。
この本を読むことができて良かった。
生後2ヶ月の長男の世話で、ゆっくりじっくり熟読とはいかず相当なナナメ読み。
「つまり」とか「もっとも大切なことは」などの記述の周辺をあさる。
ひどい読み方だけど、これでも国語の成績はすこぶる良かったので内容把握は割と出来ているはず!
この本、子育て中の母親の心の支えになること間違いなし。
人によって響く箇所は違うと思うが、肩の力が抜けるのではないか。
p32
人間関係が豊かな人ほど、健康状態がいいし、育児にいらだちを感じにくいということなのです。
なるほど。
p34
育児不安というのは、お母さんの自分の存在自体にたいする不安だと、
私は思います。
なるほどなるほど‼︎
p64
待つという姿勢ができましたら、もうこれで、人でもなんでも育てることの名人になれると思います。
マーカーを引きたくなる箇所が並ぶ並ぶ。
P66
育児をするうえでもっともたいせつなことは、子どもに生きていくための自信をもたせてあげることです。
それには子どもにとって、最大のサポーターであり理解者が親なのだということが、子どもにつうじればそれでいいのです。
これは響いた。
他にもうなづきながら読み進める箇所多数。
毎日の育児、思い通りや予定通りにいかないことばかりだし、連休なんて子どもの相手でヘトヘトになるし時には心の余裕がゼロにもなる。
でも、いつまでも続く育児ではない。
人間の心の基礎を整える大切すぎる3歳くらいまでの期間、私は彼らの優秀な執事になってやろう‼︎と思った。