東京40s出産育児備忘録

東京都在住の40代。2020年10月に3人目の妊娠が判りました。

居心地の良い小児科

生後2ヶ月が経ち、早速予防接種に行ってきた。


これからほぼ毎月の病院通いが始まる。


自宅から徒歩5分、とても雰囲気の良い小児科があり助かっている。

先生も穏やかでフランクで、緊張感無く安心して診ていただける。


小児科に特化しておらず内科全般の医院なので、患者はご近所の年配の方から小学生まで様々な年齢層。


赤ちゃんを抱っこして待合室で座っていると、もう必ず年配の女性に話しかけられる。


私はこの手のお話、全く苦にならない。

むしろ有難いくらい。

他人とのお喋りがめっきり減る都心での乳児育児中の良い息抜きになる。


「姑が遊びに行くとウザいわよね?」


と、ご自身に最近孫が産まれた方に話しかけられたり。


「そんなことないです、長女と遊んでくれるし、お惣菜を持ってきたりもしてくれるので助かってますー 笑」


などとお話。


小児科に特化している医院だと、もちろん待合室には親子しかいない。


親同士目は合わせないが、全て見てる。

みたいな、少しの張り詰めた空気感を感じるのは私だけかな。


大人も子どももいて、待合室にはTVのワイドショーが流れているようなのんびりした医院が私には性に合っている。


1人目の長女の時、予防接種に行くのにも意を決して外出していた。


通っていた小児科は自宅からコミュニティバスに乗って10分くらいの女性の医師の個人医院。


ちょっと距離があるのも億劫だったがなによりその医院、医師の雰囲気がとっても恐かった。


子どもが泣くと、すごく嫌な顔をする。

注射が終わってギャーギャー泣いているのに親への説明をペラペラ始める。

全然聞こえないし、第一子でこちらも余裕が無くあたふたしてもいるので全く理解出来なかった。


受付の看護師や事務の方は感じが良く、それが救い。


あんた、なぜ小児科を選んだ?


と聞きたくなるくらい、いつ行っても笑顔も無く優しさも感じられなかった。


そんな長女の予防接種を思い出しながら、2番目の長男の最初の予防接種は無事に終わった。


診察室を出ると、看護師の方が声をかけてくださる。


「こちらでゆっくり支度してくださいねー」


と、空いている診察室へ通してくれて待合室の人たちに気兼ねすることなく帰り支度が出来た。


なんやかやで大きくなる母親の荷物。

これも看護師の方が診察室まで持ってくれるし、帰りに返却される母子手帳なども帰り支度であたふたしているその場まで渡しに来てくださる。


長女の通った医院とは大違い。

注射が終わっても待合室で大泣きしてる乳児を抱っこ紐に入れるまで、気持ちも焦るしなんだか悲しかった。


今の医院、本当に有難い。


母親がゆったりした気持ちで通える小児科ばかりになりますように。