東京40s出産育児備忘録

東京都在住の40代。2020年10月に3人目の妊娠が判りました。

入院3日目 旦那と長女

私の入院中の5泊6日、彼らには父子家庭としてがんばってもらう。


保育園への送迎は、ファミリー・サポートの方にお願いし、旦那は仕事を完全にセーブ。

連休3日間が間にあるので仕事を休む日が少なく済んだ。


入院中、長女が保育園へ行くのは3日間。

もしも月曜日に入院していたら5日間を保育園に預けられるのでラクなのかもしれない。


入院前からの懸念は、1歳7ヶ月の長女を添い乳で寝かしつけ、夜中起きた時はこれまた添い乳で寝かしつけていることだ。


旦那の負担軽減のために、入院前までに卒乳できれば良かったが、私も身重の身で面倒臭くなり入院まできてしまった。


やばい予感、というよりやばいに違いないという確信が夫婦共にあった。


それでも1泊目は、何とか乗り切った。


2泊目の夜中3時。

旦那から着信。

うさこちゃんを抱っこしてベビーチェアに座りミッフィーのアニメを見る娘の後ろ姿の画像、その画像の前からバージョン(涙目でポケット付きのスタイをした娘の画像)が送られてくる。

出産した日の夜中3時。


「全然寝ないよ〜……」

「もうやれることは全てやった」

「卵ボーロを執拗に要求してくる」


娘のママーママーと大泣きする声が旦那の後ろから聞こえる。


普段、私の100倍しっかりしていてきっちりしていて、私に泣き言なんて言ったことの無い人が、完全にドラえもんに泣きつくのび太


「あのさ、大変だと思うけど、抱っこ紐で抱っこして寝落ちしてもらうしかないと思うよ」

「TVの光も刺激になるから真っ暗にしてさ」


と普通の助言をした。


「わかった、ごめんね、疲れてるのにこんな夜中に電話しちゃって」


と電話は切れたが、いつも気遣いがある旦那が、出産した日の夜中に電話してくるなんて相当疲弊していたのが分かった。


翌朝、助産師の方に昨夜のことを相談すると、


「それは旦那さんの試練よ」

「1日早く退院も出来るけど、大仕事したんだから堂々と休まないと。

がんばってもらわなきゃ!」


まだ結婚も出産もしていない妹にも画像を送付して報告すると、


「ウ ケ る」

「あんたの有り難みと母親業の大変さを知る時間よ」


2名の意見を聞き目が覚める思いだった。

メソメソする旦那に引っ張られて、私までオロオロしてしまったじゃないか。

出産という大仕事(かなりラクだったけど)をした私は堂々と5泊6日入院して休息していいのだ。

堂々とした母親でいよう。


3泊目、旦那の夜中の着信は無かった。

翌朝の報告で、夜泣きは10分で済んだとのこと。

ニッコニコで朝食を食べる娘の画像が送られてきた。


旦那が卒乳をさせてくれた。



2人目の出産で、家族全員がそれぞれの役割を学んで成長している。